お供養とお祓い

供養は目に見えない世界のお方の要求に答えるものです。お腹がすいた、亡くなった時に首が落とされたので首がほしい、喉が渇いた、 体が冷たいので暖かくしてほしい。まだまだ要求はございます。それらの要求をお聞きしてリクエストにお答えするのが御供養です。
これはあまり日常生活で耳にすることは多くない単語でございます。さて、御祓いという言葉がありますがこれは比較的耳にいたします。 なんらかの現象が起きたとき、「御祓いをして・・」という言葉が出てきますから。私たちの日常生活の中でも「はらう」と言う単語を口にいたします。
「ほこりを払う」「料金を払う」・・・。払うは祓うに通じます。自分の穢れを祓う、というのが本来の意味です。
では「料金を払う」というのは?
買い物をします。物品を受け取りました。お金を払います。
その商品の値段分のお金を支払うというだけではなくお金を払うことで物品を入手したことで受ける「物品以外のもの」を祓います。
物品以外のものとは?例えば物には色々な念が篭りやすいのでその念を切る手段という意味合いです。
人間の世界でも目に見えない世界の用語が使われています。
供養と祓い。目には見えない世界に関連するの行動と話ではありますが日常生活に根付く言動と申せます。